僕キセこと『僕らは奇跡でできている』第3話。
気になるあらすじやネタバレ感想&考察を今回もやっていきますよ!
第2話では、自分に正直だけど周りとの協調性が足りない主人公・相河に恋愛フラグが立ちました。
いずれそんな話題も出てくるかもとは思っていましたが、まさかの人物が参戦してきたのでちょっとドキドキ。
第3話では、恋愛フラグにも動きが見えつつも大事件が起こってしまうようです。
あの”リスの架け橋”には、もしかしたら人間関係を示唆するような伏線が?
ということで、早速!
今回は『僕らは奇跡でできている』(僕キセ)第3話のあらすじとネタバレ感想&考察をご紹介していきます!
僕らは奇跡でできている(僕キセ)第2話あらすじ
2018年10月23日放送。
僕キセ『僕らは奇跡でできている』第3話のあらすじをご紹介していきます。
【僕らは奇跡でできている・第3話あらすじ】
自分の時間を利用して動物園で動物たちを観察していた相河(高橋一生)
ある日、通っている動物園の飼育員から、サル山のボスが変わりそうだという情報を得る。
ボスの交代は5年から10年に一度の大事件!
ワクワクする相河は、歯の治療もそっちのけで、その”大事件”に立ち会おうと毎日のように動物園へ。
そんな姿を目撃した琴音(矢作穂香)は、恋心を寄せる相河の行動を探るべく尾行をすることに。
しかし、デートかもしれないと疑っていた先は、動物園。
しかも相手は、相河が動物という共通の会話で心を通わせる少年の虹一(川口和空)
相河と虹一は二人で動物の秘密を見つける冒険中だった。
一方、育実(榮倉奈々)の歯科クリニックでは、虹一の母・涼子(松本若菜)が息子がいないと大騒ぎに!
相河が動物園に通っていることを思い出した育実が現場に向かうとそこに虹一の姿はなく、相河と琴音が楽しそうにしている。
虹一の姿が無いことに動揺をしない相河に対し、育実は怒りを爆発させ、大人として当たり前のことができなかった相河は・・・。
僕らは奇跡でできているの第3話あらすじでは
すでに友達になりかけていた相河と虹一の間に大事件が起きてしまいます。
第2話の冒頭で「僕は当たり前のことができない」となく幼少期の相河の姿が映し出されたことを考えると。
今回の事件で相河はまた自分ができなかったことに苦しむことになるかも。
そして、もちろん息子の安否を考えるお母さんとしては、こんなことがあったらもう会わせたく無いと思ってしまいそう。
一体、どうなってしまうのでしょうか?
僕らは奇跡でできている第3話のネタバレ感想考察!リスの伏線は人間関係?

あれって、本編の伏線んだったりするのかしら?
早速、僕らは奇跡でできている第3話のネタバレ感想から考察したいと思います!
虹一と相河が第2話で話していた「リスの架け橋」
その話は実は伏線を含んでいるのでは無いかと思われます。
ここからは個人の憶測なのですが、
このドラマを通して、相河が今までうまく交わってこれなかった”周り”と繋がっていくのではないのかもしれません。
つまり、この「リスの架け橋」は相河と周りの人との、周りの人間と相河との「架け橋」を意味する伏線なのではないでしょうか?
この架け橋が完成する時には、すれ違っていた相河の人間関係がしっかりと繋がり、大きな成長がみられるようになるのかもしれません。
大人の行動じゃない?相河の真意に感動するも母親の行動は今の時代なら仕方がない?

なんだか誰も悪くないだけに、ちょっと複雑だったなぁ。
相河と偶然出会った虹一。
動物園に向かうと聞いて、虹一は一緒に行きたいとお願いをします。
もちろん相河は
「お母さんに聞いてみて大丈夫だったら」
と伝えますが、塾があった虹一は母親には内緒で動物園について行くことに。
そこで、動物園の探検をしてくると虹一は別行動。
そして相河は閉園の合図が鳴ったら待ち合わせ場所に帰ってくるように伝えます。
そんなことがあったとは知らずに、母親は相河が勝手に連れて行ったのではないかと疑うわけですよね。
もちろん一方的に叱られても、虹一が言わなかったことなどは言わず、相河はただ謝罪します。
そこには、相河なりの考え・真意があったんです。
「本当にやりたいことをやらせてあげたい!」
道に迷っても自分の力で戻ってきた虹一は、自信に満ち溢れていました。
本当にやりたかった動物たちの”秘密を見つける冒険”にワクワクし、心から喜んでいる笑顔がありました。
こんな時代でなければ、きっともっと親だって余裕を持てるんです。
本当はそっちの方が子供は楽しいのも、嬉しいのもわかっているんです。
正直、昔(私が子供の頃)だったら、夜になっても帰ってこなかったら怒られる程度で済みましたが。
今の時代を考えると連絡もなく子供がどこかに行ってしまうなんて、母親としては心配で仕方ないのは当たり前。
相河も、その辺が少し軽率な部分はあったことは確か。
ただ、時代が悪いとはいえ、つい大人の時間軸で子供の自由を奪ってしまっているのではと思わされる部分も。
何が正解とは断言できないような、歯がゆい気持ちに。
ドラマを見ていた人も、いろんな立場からいろんな思いが込み上げてきたのではないでしょうか?
動物園におけるすれ違いは、本音と建前と希望と現実と、そんなすれ違いを感じさせるようなシーンになっていました。
不器用すぎる?素直すぎる?優しすぎる?相河をみているのがつらい
決して全面的に肯定はできない相河。
ただ一つ言えるのは”間違っていることはしていない”と言うこと。
本当に虹一のことを思って、自分もそうしてもらったように接しているだけなんです。
世の中の当たり前とは少しずれているかもしれませんが、本当に求められている姿はどちらなのだろうと思ってしまいます。
不器用すぎると思えば、周りにいる多くの大人がわからなくなってしまった子供の気持ちを器用に読み取る。
素直すぎると思えば、強引さはないから言いたいことはいえずに飲み込んでしまう。
優しすぎると思えば、誰よりも自分には優しくできない。
なんとも歯がゆいけれど、周りはどのように接したらいいかわからないかもしれません。
繊細だから気づけること、繊細だから傷つくこと。
こんな相河を理解して、そっとそばにいてくれる人が早く現れてほしい!と、願ってやみません。
家政婦さんはやっぱり母親?
相河の祖父の元に訪れた家政婦・山田さん。
相河の過去に関して二人で話していました。
最近ではデートに行ったりと少しずつ変わってきていると現状を伝える山田さんに向かって、祖父は
「あれから・・・20年。このままでいいんですか?山田さん。」
と、声をかけるんです。
そして意味深な笑顔を浮かべて立ち上がり、相河の祖父の家にある山田さんは仏壇に手を合わせます。
・・・これ・・・
山田さんはやっぱり相河のお母さんという説が!!!
普段の距離感とかも、やっぱりそんな感じがしますもんね。
それに、動物園で虹一と話している時に相河は
「母親はいないので」
と話しています。
つまり幼少期から相河にとって、母親という存在はいない訳です。
これから少しずつ過去が解き明かされていくのでしょうか。
今後も注意したいと思います!
まとめ
「僕らは奇跡でできている」第3話。
毎回、考えさせられるポイントが多いドラマではありますが、
虹一の母と相河の思いのすれ違い部分は、誰も悪いことをしている訳ではないので、歯がゆくて泣きそうになってしまいました。
相河の行動の真意を知って、少しずつ心をかき乱されている育実先生。
次回予告では恋人との別れを予感させるような場面も。
これから、相河の恋愛フラグがどう動いていくのか、
そしてその人間関係が相河にとって、育実にとって、そして周りの人間たちにとってどんな成長をもたらすのか。
注目しながら見ていきたいと思います。